孫子は兵法で(勝ってますます強くなる)と言った。
(戦闘は長期戦を避け、早期に終結させなければならない)と言う意味だ。
すなわち、(小さな勝ちパターン・勝ちグセ・を積み上げる)ことである。
中期的で高い目標も、細切れにすれば小さな目標になる。
大きな目標を小さな目標に分解して一つずつ達成していく。
富士山のも一合目、二合目、三合目と節目がある。
一歩一歩、確実に勝っていくことで自信になり、勝ちグセがついて、
よい習慣になる。そのためにも、戦略という大きな成果が小さな達成の
集積でなければならない。
強いから勝つのではない。勝つから強くなるのである。
弱いから負けるのではない。負けるから弱くなるのである。
コーチングの本質は、悪い習慣を除き、よい習慣だけを身につけさせる
ことである。
小さな勝ちグセは(勢い)を生む。
目標未達の山を築いておいてチームの士気が上がるはずがない。
掲げた目標を達成することでチームに勢いがつく。
(孫子の兵法)
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