今日、手長エビ釣ってたら!? ドンコとコチの掛け合わせ?!・・なんじゃこりゃ?!見た事ねぇ? カジカ?でもねぇ?! 調べてみたら!
ヤマノカミ(山ノ神)、学名 Trachidermus fasciatus は、カサゴ目カジカ科に属する魚の一種。アユカケと同じく「降河回遊」の生活史をもつ中型カジカ類の一種である。東アジアに分布するが、日本での分布は九州の有明海奥部とその流入河川に限られる。ヤマノカミ1種でヤマノカミ属を構成する。河口付近に作られた堰により稚魚の遡上が阻害され、生息数が減少している。
標準和名「ヤマノカミ」は福岡県筑後地方での呼び名に因み、他の地方名としてヤマンカミ(福岡)カワンカミ、タチャ(福岡・佐賀)カンカンジョ(佐賀)などがある。「山の神」「川の神」「神勧請」など、独特の外見や生活史から山の神信仰などとの関連付けが窺える。 絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)
県別レッドリスト 絶滅危惧I類 - 熊本県 絶滅危惧II類 - 佐賀県・長崎県 準絶滅危惧 - 福岡県 中国国家二級重点保護野生動物 有明海では、堰建設など河川改修による遡上阻害、川や海の汚染などで生息数が減少し、さらに諫早湾干拓事業により諫早湾奥部の生息地が大きく失われた。環境省が作成した環境省レッドリストでは1991年版で「危急種」、1999年版で「絶滅危惧II類(VU)」だったが、絶滅の危険が高くなったとの判断で2007年版から「絶滅危惧IB類(EN)」となった。中国でも個体数の減少が著しく、「国家二級重点保護野生動物」に指定されている。
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