今日は、こんな言葉をご紹介したいと思います。
『だれもが世界を変えることを考えるが、 自分自身を変えようと考える人はいない』
? レフ・トルストイ(ロシアの小説家) ?
あなたは
”あなたの目に映る世界は、あなたの心を映す鏡だ”
という事を聞いた事があるでしょうか?
『いや?、何言っちゃってんの。目に映る真実は 一つでしょ!』
と思う人も居るかもしれません。
ですが、そうでもないのです。
人間の脳というのは、知っているものや、 意識しているものは認識することができますが、 そうでないものはスルーしてしまうのです。
なぜなら、全ての感覚から入る情報を同時に 処理しきれないからです。
例えば、あなたは、最近何か欲しかったものを 買ったりしましたか?
もし、あなたが、最近、iPhoneやiPad、MacのPCを 買ったとしましょう。
もしくは、携帯からスマホに買い替えたり、買い替え たいな?と思ってたとしましょう。
すると、やたらと自分が買ったものや、欲しいものが 街中や電車の中で目についたりしませんか?
もしくは、自分が乗っている車と同じ車種の車を、 無意識に見つけてしまいませんか?
今だってそうです。
あなたは、このメールを読んでいるので、 意識していないかもしれませんが、
ちょっと、まわりの音を意識してみてください。
空調の音や、PCのファンの音、部屋の外の音など、 今まであったのに、意識するまで気付かなかった音って ありませんか?
では、触覚はどうでしょうか?
椅子に座っている感覚。
足が床や地面にふれている感覚。
服が肌に触れる感覚。
息をするときに鼻やのどを空気が通る感覚。
意識することで、初めて気付くものがありませんか?
人間の脳には、意識したものや集中しているものだけ を認識する性質があるのです。
つまり、私達の目に見えている世界は、ほんの一側面 でしかないという事です。
正しくは、一側面にも至らない、ほんの一部 かもしれません。
そして、どの部分が目に映るかは、あなたの意識や 心のありように大きく影響されるという事です。
あなたのまわりに、一日中、何かに対して 不満や不安を口にしている人はいませんか?
『よくそれだけ、不満や不安を見つけれるよね?』
と思うほどの人もいるかもしれません。
でも、そういう方は、意識が不満や不安に集中して いるので、本人が望まなくても、脳が無意識に 探し出してしまうのです。
本人だって、常に嫌な気分になるようなものばかり 見たくないはずです。
なぜなら、それがストレスになるから愚痴って 発散しているわけですから。
自分が欲しくないものをばかりを無意識に見つけて 嫌な気分になる。
これって幸せでしょうか?
もちろん、幸せではありませんよね?
でも、同じ法則によって、心や意識が変われば 喜びに変わるようなものばかりが目に入って来ます。
だから、もし、あなたが、日常的に、もっと 幸せで喜びに満ちて楽しく生活したいと 思うのであれば、
他人の言動や、職場や、会社や、社会や、国や 世界を変えようとしたり、文句を言うよりは、
自分自身の意識やフォーカスを変える事をおススメします。
どうやって変えるのか?
一番簡単なのは”質問”です。
今、自分の状況で素晴らしいものは何だろうか?
今、私は、何に感謝しているだろうか?
誰に感謝しているだろうか?
今日一日に、どんな良い事があっただろうか?
今日、どんな良い事が起こりえるだろうか?
私は、今日を楽しい日にするために何をしようか?
誰かを喜ばすために、何をしようか?
誰に感謝の気持ちを伝えようか?
自分はまわりにどんな貢献ができるだろうか?
ジェームスは、
『人生の秘訣は与えることである』
と言います。
誰かに何かを与える事は、あなたが豊かで、愛に 溢れている事を自覚させ、さらなる愛と豊かさを 呼び込むことでしょう。
あなたの人生がさらに素晴らしいものになる事を 願って。
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