熊の川温泉!元湯!
ここの駐車場に何故か領事館の車が!?中国の領事館の車みたい!!
<熊の川温泉豆知識> 熊の川温泉は、大同元年(806年)僧空海が唐から帰国、全国行脚の途中弘仁12年(821年)この地を訪れ、水鳥の水浴するを見て温泉を発見した、と伝えられています。 その後、水没、再興をくり返しながら今日に至っているので、泉歴も古く最も親しまれた温泉ですが、文献に乏しく全ぼうを知ることは困難です。しかし、中世時代に洪水で埋没したものを、延宝時代(1673年?1680年)に、ときの大庄屋山口金右衛門が、再興したと伝えられています。 その後しばしば火災に邁い、明治12年(1879年)に、村有として浴場の改築を行ない、洪水ごとに被害をくり返していましたが、明治40年(1907年)に、大規模な改修をして温泉の面目を一新しました。 この温泉は、佐賀市から16kmの北方に在って地の利を得ています。 中国の政務院副総理、中国科学院長など歴任した郭沫若先生が、かつて、大正12年(1923年)に、九大医学部を卒業しその翌年の大正13年妻子五人を連れて滞在されていたことは有名です。 郭沫若先生は、この地で「行路難」を著されています。またマルクスの研究にも没頭されて、だんだん左翼化されていったそうです。 熊の川温泉から川上川上流1km北方の地に、雄淵・雌淵公園があり、昭和57年10月、郭沫若先生記念碑を建てて、中日友好に尽された功績と人徳を賛えています。 昭和41年7月、厚生省から「古湯・熊の川温泉郷」として、国民保養温泉地の指定を受けています。
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